4月3日23時21分配信 産経新聞
3日午後7時40分ごろ、東京都小金井市緑町にあるマンションの会社員、吉沢俊一さん(47)方で長女の美郁ちゃん(4)が倒れているのを親戚(しんせき)が見つけ、119番通報した。
救急隊員が駆けつけたところ、美郁ちゃんは死亡しており、警視庁小金井署は殺人の疑いで、母親の千草容疑者(47)を緊急逮捕した。
調べでは、千草容疑者は美郁ちゃんの首をひもで絞め、殺害した疑い。
育児で悩みを抱え、「自分も死のうと思ったが、死にきれなかった」と供述しているという。
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ここのところ、親による子ども殺しが相次いでいる。
理由は色々あれ、自分の子どもに手をかけておきながら自分は生き残る・・・という図に疑問が生じる。
子どもを残して自分が死ぬのであれば、それは親の勝手である。
子どもは施設などで育ってしまうかもしれないが、彼らの将来を摘んでしまう権利まで、親は持たないのではないか。
しかも今回の事件では母親が47歳とある。
高齢での出産は何かにつけ大変だとは聞くが、それ以上に愛情はなかったか。
たとえ生活が苦しくとも、慎ましく暮らしていく覚悟が出来ていれば子どもに手をかけずに済んだと思うが。
子どもに手をかける勇気や、自殺するような勇気があれば他の道を選ぶという選択も出来たはずである。
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