3月13日13時27分配信 産経新聞
神奈川県伊勢原市で昨年8月、指定暴力団会津小鉄会系の西川幸男幹部=当時(40)、滋賀県長浜市=が銃撃により死亡した事件で、西川幹部が自分で頭を拳銃(けんじゅう)で撃ち死亡したことが12日、県警暴力団対策課の調べで分かった。同課は、西川幹部が殺害されたようにみせかけ保険金2500万円をだまし取ろうとしたとして、詐欺未遂容疑で妻の豊子被告(39)=銃刀法違反罪で起訴済み=を逮捕。「生き残ると思っていた夫が死んでしまった。借金返済などのためにやった」などと話しているという。
県警によると、西川幹部は上納金のトラブルなどで暴力団に追われていると思いこみ、追跡から逃れるため銃で頭を撃っても致命傷をさける方法をインターネットで研究。昨年8月10日に伊勢原市粟窪の路上で実行したが、弾は脳内に残り死亡した。その後、豊子容疑者が拳銃を持ち去るなどして殺人事件にみせかけたとみられる。
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インターネットによる情報は膨大である。
その中に「銃で頭を撃っても死なない方法」というのがあるということに驚いた。
また、それを実行する人がいるとは・・・
なんともお粗末な事件である。
亡くなった方に対して、同情の余地もない気がするが。
ネットで調べた「死なない方法」というのを読んで、実際にやってみる気になるものだろうか?
それほど切羽詰っていた状況だったのであろうが、自分に向かって引き金を引く勇気はすごいと思う。
その勇気があるのであれば、もっと他の方法があったような気がする。
それほどまでに暴力団の追跡というのは恐ろしいものであるということを物語っているのであろうか。
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