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02/11/22:40  室内に血の付いたおの 足立の一家4人死傷

2月11日21時10分配信 産経新聞
 
 東京都足立区梅田2丁目の機械工、佐々木亨さん(52)方で11日夕、一家4人が血まみれで倒れているのが見つかった事件で、室内から血のついたおのが発見された。警視庁西新井署は、おのが凶器に使われた可能性もあるとみて調べを進めている。

 おのは1階作業場の奥にある部屋でみつかった。死亡した母親の得子さんは(84)はその近くに倒れていた。この奥の部屋には、両手首を切断されるなどして意識不明の重体となった二男で都立高1年の晃さん(15)も倒れていた。

 やはり死亡した亨さんは作業場で見つかった。妻の和子さん(49)とみられる女性は2階で発見された。4人はいずれもおので切られるなどしていたという。

 晃さんは意識不明になる前、「おやじにやられた」などと口走っていた。同署は無理心中の可能性もあるとみて、殺人事件の疑いで捜査、犯行の詳しい状況などを調べている。

 この日午後4時20分ごろ、佐々木さん方の閉じられていたシャッターの下から血が流れているのを通行人が発見。近くの交番に届けた。西新井署員が現場にかけつけ、カギのかかっていたシャッターをこじ開けて現場に入り、4人を発見、病院に運んだ。

  *     *     *     *     *

大学受験のために朝から外出していた長男は難を逃れたようである。
が、何とも痛ましい事件であろうか。

両手首を切断され、頭も殴られて意識不明の重体となっている次男。
一命を取り留めたとしても、その後の生活を考えると言葉を失う。
惨状の記憶、両手首のない生活、ましてや殴られたことによる後遺症があれば、なおさらのこと。
遺された長男の背負うものの大きさも計り知れない。

母親だけを連れて行くはずだったのに、というような内容の遺書が見つかったとの報道もあった。
犯行を止めようとした次男の手首を切断したのであろうか。

父が生活を苦にした親子心中を計画したのであれば、何も家の中で犯行に及ばなくても良かった気もする。
あるいは自分ひとりで自らの命を絶つ選択もできたのではなかろうか。

命が失われることを簡単に考えるのは良くないのであるが、意識不明の次男にとって、一命を取り留めることが「幸い」と言えるかどうか、何とも言いがたい気がする。

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