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05/27/10:56  「県民の財産」民間種牛、ワクチン接種を拒否

5月27日9時3分配信 読売新聞

 宮崎県内で行われている口蹄疫(こうていえき)ワクチンの接種は26日も実施され、政府の現地対策本部の小川勝也首相補佐官は同日、「牛と豚の対象農家のうち接種が完了した農家は95%を超えた」と話した。

 しかし、接種に応じない農家もある。民間で種牛を育てている男性は「県の種牛と同様、特例を認めてほしい」と主張しており、政府が目指す100%接種の見通しは立っていない。

 「これは私一人のエゴじゃない。県の種牛も民間の種牛も、同じ県民の『財産』でしょう」。こう語るのは接種を拒み、種牛を飼育する県内唯一の民間業者、三共種畜牧場(高鍋町)の薦田(こもだ)長久さん(72)だ。

 薦田さんは国の種畜検査に合格した「勝気高(かつけだか)」「勝安平(かつやすひら)」など6頭を牧場で育てている。県知事の認可を得て三重、沖縄などの4県に、年間でストロー状容器約2000本分の精液を販売し、地元でも約30農家に提供してきた。

 だが薦田さんの種牛6頭はワクチン接種の対象になった。薦田さんは、別農場の肥育牛など約400頭の接種には同意したが、種牛の接種だけは断固拒否している。

 その根拠として、県の種牛の特例措置を挙げる。東国原知事は、法律上、殺処分されるはずの県家畜改良事業団の種牛を、「宮崎の財産」として特別に処分せず、経過観察しているからだ。薦田さんは、自分の種牛も「同じ宮崎の財産」と主張し、県に特例措置を要請した。

 しかし、県畜産課は要請を断った。担当者は「事業団の種牛は県費を長年つぎ込み、多くの農業団体や農家の協力を得て生まれた」と違いを強調。薦田さんの種牛を「いわばプライベートな牛」と切り捨てた。

 これに対し、薦田さんは「赤字が続いても、自分の夢のために種牛を育ててきた。宮崎のブランド種牛として評価を得ているのだから、県の財産として認められるべきだ」と激怒。周辺の農家からも「必ず守ってくれよ」と、励ましの電話がひっきりなしにかかってくるといい、周辺農家とともに抵抗する構えだ。

 畜産を始めて50年以上になる。次世代に引き継いでいくはずだった積み重ねが、明日にも崩れ去るかもしれない心細さを感じているという。薦田さんは怒りを抑え、最後につぶやいた。「必要なら、(精液や牛を)県に使ってもらってもいい。事業団に提供してもいいんだ。それで少しでも地元の畜産業が守られるなら」
 
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宮崎県で発症した「口蹄疫」。
陽性反応の出た家畜に対して、処分が進んでいる。
そんな中のワクチン接種拒否。

手塩にかけて育ててきた家畜を殺処分されてしまう方々の苦しみは計り知れない。
が、ワクチン接種を拒否することによって、口蹄疫の感染が止まらなかった場合、どうなるか?

拒否を続けている農家には励ましの電話が入っていると記事は伝える。
が、この農家から感染が起こった場合、それはすべて非難に変わることであろう。

一度認めてしまった「例外」が、大きな足かせになっていないだろうか。
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08/13/09:51  五輪=開会式の映像、花火など一部は事前制作による合成

[北京 12日 ロイター] 世界的に高い評価を受けた北京五輪の開会式だが、花火などの映像の一部は事前に制作されていたものだったことが分かった。北京五輪組織委員会(BOCOG)の関係者らが12日に明らかにした。
 花火や華麗な踊りで観衆を魅了した開会式の様子は、世界中で約10億人が視聴したと推定されている。
 BOCOGの王偉副会長は記者団に「一部の映像は、演出効果のために開会式の前に制作されていた」と説明。事前に制作されていた映像には、北京の上空に浮かび上がった花火による「足跡」なども含まれているという。

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開催のたび、豪華になっていくオリンピックの開会式。
選手が出てくるまでの時間の長かった事。
そんな派手な演出のうちの一つが合成や口パクだったとの報道がされた。

CGを使うことはさほど悪い事ではないと思うが・・・
今回のものは「偽装映像」と撮られても仕方のない演出だったように思われる。

CGを使うのであれば、荒野のようなところに巨人が歩いてきて、たどり着いたところからメインスタジアムが現れる、など実際にはありえない映像で盛り上げるという手もあったと思う。
TVなどで詳細を知ったが、今回の映像は1年前から準備されたもので、当日の天候に合わせて曇り具合やモヤの具合を調整していたのだとか。
これでは「演出」ではなく「偽装」と言われても仕方がない気がする。

CGだった花火の映像、口パクだった少女の歌。
実際にLIVEで映像を見ていた時、若干違和感を覚えたのだが・・・
そう感じた人は、他にも居たであろう。
今回の報道を受けて「やっぱり」と思った。

回を重ねるごとに、派手になっていく演出。
「スポーツの祭典」という本来の目的は、どこにいったか。



08/11/15:43  殺害し強盗を偽装…自殺の母を書類送検 守口の乳児殺害事件

8月11日12時46分配信 産経新聞

 大阪府守口市の民家で今年1月、当時生後18日の山中禮弥(れいや)ちゃんが口を粘着テープでふさがれ殺害された事件で、府警守口署捜査本部は11日、禮弥ちゃん殺害の殺人容疑で、事件後に自殺した母親=当時(22)=を容疑者死亡のまま書類送検した。母親は男が侵入し禮弥ちゃんを殺害したと説明していたが、捜査本部は、母親が禮弥ちゃんを殺害後、強盗を偽装したと断定した。

 捜査本部によると、粘着テープも自宅のはさみできれいに切り取られ、第三者の侵入の痕跡もなく、母親が抵抗した跡もなかった。母親は当時大学生の禮弥ちゃんの父親(22)が就職後に入籍して同居する予定だったが、禮弥ちゃんの将来に不安を抱くなど精神的に不安定だったという。

 調べでは、母親は1月16日午後7~8時ごろ、守口市滝井西町の自宅で、粘着テープで禮弥ちゃんの口を塞ぎ、窒息死させた疑い。

 同日午後11時20分ごろ、帰宅した祖母(48)が冷蔵庫に張りつけられた母親と死亡した禮弥ちゃんを発見。母親は、男が侵入し、禮弥ちゃんを殺害して出産祝い金を奪って逃走したと訴えた。

 府警は強盗殺人事件として捜査本部を設置。しかし現場周辺で不審者の目撃はなく、室内からも侵入者の足跡や指紋が検出されなかった。母親が縛り付けられた冷蔵庫や近くの机の上に置かれた物は倒れておらず、緊縛をほどこうと暴れた様子がなかったという。

 捜査本部が母親から事件当時の詳しい状況を聴き始めた直後、母親は大阪市東成区の市道で車にひかれて死亡。深夜に身を寄せていた親類宅を出て近くの歩道橋から飛び降り自殺を図り、通りかかった車がひき逃げしたとみられる。親族宅からは遺書が発見され、「身内の犯行?そんなわけない」と事件への関与を否定する内容が書かれていた。

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事件直後に不審に思われた点が、全てを語っていたようだ。
警察はこの件を、事情聴取後に自殺した母親の自作自演と判断した。

未婚で子どもを授かった時点で、結婚を約束した彼の言葉やその後の態度を信じ切れなかったのであろうか。
もしくは、最悪の場合、自分一人でも身ごもった子どもを育て上げるだけの思いはなかったか。
それらの思いや決意がないなら、簡単に子どもを授かるような環境を作るべきでないと思うのであるが。

この件で、第一発見者となった祖母と遺された父親の心には、どのような感情と傷跡が残ったであろうか。



05/15/21:23  9階から転落も奇跡的に助かっていた2歳児 首にひもで死亡 大阪

5月15日14時2分配信 産経新聞


 大阪市鶴見区のマンションで12日、「長男がリュックサックのひもに首を引っかけぐったりしている」と母親(30)から119番があり、長男(2)が病院に搬送されたが、15日午前、死亡した。この長男は今年3月30日夜にマンション9階のベランダから約25メートル下の植え込みに転落したが、奇跡的に助かっていた。鶴見署は長男を司法解剖し、死亡の経緯や原因を詳しく調べる。

 調べでは、119番があったのは12日午前9時20分ごろ。長男は意識不明の状態で搬送され15日午前9時40分ごろ、死亡した。

 当時、マンションには母親と長男だけで、母親は洗濯中だったという。長男は子供部屋におり、ドアノブにかかっていた、きんちゃく形のリュックサックに首をひっかけたとみられる。他に目立った外傷はなかった。

 長男は3月30日午後7時半ごろ、自宅ベランダから転落したが、高さ約5メートルの木に接触した後、植え込みの中に落ちた。植え込みがクッションの役割を果たしたとみられ、足や肩の骨折などだけで一命を取りとめ、4月8日に退院していた。

 大阪市職員の父親(38)は当時、「一緒に風呂に入って長男を先に出したが、姿が見えなくなり、外から泣き声が聞こえた」と説明。ベランダの手すりは高さ約120センチだが、ゴミ箱(高さ約45センチ)が置かれており、同署は両親が目を離したすきによじ登って転落したとみて調べていた。
 
  *     *     *     *     *

殺人か事故か。
明確な記述はないものの、3月に転落して大怪我をしたばかりの子どもが短期間に2度もしに直面するような事故に遭う確率はそんなに高いものであろうか?

2歳児の身長が一般的にどれくらいかは分からないが、45cmのゴミ箱に登って120cmの柵を乗り越えられるのであろうか?

本当に単なる事故なのかもしれない。

が、短期間に2ヶ月も経たないうちに2度も事故に遭い、亡くなってしまった男の子。
何のためにこの世に生を受けたのだろうか?

この件が後々「虐待による殺人」といわれない事を祈る。



04/14/08:38  19歳女性不明、26歳男逮捕=車内に数日間監禁容疑-警視庁

4月13日18時0分配信 時事通信

 携帯電話のサイトで知り合った女性(19)を車で連れ回したとして、警視庁捜査1課は13日までに、監禁容疑などで、東京都青梅市長淵、無職塩野直樹容疑者(26)を逮捕した。女性の行方が分からなくなっており、同課は公開捜査に乗り出し、情報提供を呼び掛けている。行方不明になったのは、江戸川区に住む無職石田佳奈子さん。
 調べによると、塩野容疑者は携帯サイトで知り合ったばかりの石田さんを誘い出し、5日午後11時ごろ、JR亀戸駅北口周辺で車に乗せ、山梨県まで連れ回し、数日間にわたって車に閉じ込めて監禁した疑い。
 携帯電話の捜査などから塩野容疑者が浮上。11日に青梅市内の駐車場で、車内にいた同容疑者を発見し、逮捕した。
 塩野容疑者は「奥多摩方面にドライブに行き、峠の道で休憩したら、(石田さんが)急に暴れ出し、車外に飛び出して所在が分からなくなった」と話しているという。  

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出会い系サイトから事件に巻き込まれる、という事件は減っている印象があった。
そこにきて、今回の事件。
19歳の女性が、行方不明になっているという。

容疑者の供述が正しければ、女性は山中で迷子になっているかもしれない。
とはいえ、年齢も19歳。
何とか助かっていればよいが。

TVの報道によると、容疑者は覚せい剤を使用していたようである。
また容疑者の母親がインタビューに答えていたが、まるで他人事であり、取材される事が迷惑そうであった。
成人した息子の事で取材されるというのは迷惑な話かもしれないが、重大な事件の容疑者である。
世間に対する謝罪などの気持ちはないか。
(TV放送の都合上、カットされている可能性も否定は出来ないが。)

「知らない人にはついていかない」というのは、誰もが幼い頃から大人に言い聞かされてきた言葉であろう。
が、今回の被害者は「私は大丈夫」などと思っていたかもしれない。
相手の顔が見えない、サイトで出会った人についていくというのが私には考えられないのであるが、被害者の目的は何であったのだろうか。

出会い系サイトにも健全なものがあるかもしれない。
しかし、車の中というのはある意味密室である。
初めて会った人と出かけるのに使う手段としては、かなり危険を伴う気がする。

今後、同様の事件を防ぐためにも、被害者になりうる人たちの危険意識向上が望まれる。